議会報告

ふじみ野市卒業式 マスクなしを県が通達

埼玉県教育委員会は、卒業式で児童生徒や教職員は「マスクを外す事を基本とする方針」をふじみ野市教育委員会へ本日付けで通達しました。

通達の内容としては、壇上から一定の距離を保つことが出来る式辞や卒業証書授与など、式典全体を通してマスクを外す事を基本としています。一方で合唱や複数の児童生徒が声を出す場合には着用としています。

県教育委員会はこれまでも場面に応じてメリハリのある着脱を推奨しており、屋内でも会話がなく距離が保てる状態であれば着用不要としていました。

コロナについては「正しく恐れる」事が重要と考えており、もとの生活に一歩一歩近づく事は喜ばしい事です。しかしながら、これまで3年もの間マスク生活であった事から児童生徒のひとりひとりの気持ちを考えると、急激な変化を全ての児童生徒が受け入れられるとは考えていません。

ひとりひとりの気持ちに寄り添って着脱の強制や着用の有無による偏見がないよう徹底すると共に、地方政治に携わる立場からの意見とすれば、本来は児童生徒や保護者にマスクを外す事について、国からしっかりと説明が出来る根拠が先に示されるべきであったと考えています。

令和5年2月13日
ふじみ野市議会議員
かねはま こうけん

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