ふじみ野市には中小企業振興条例がありません。
中小企業振興条例とは市が地域の実情に適した産業振興や中小企業施策を実施する根拠となり、ふじみ野市は中小企業を支援するという主体的な姿勢と責任が明確になるものです。
平成31年4月に行われたふじみ野市議会議員選挙にて、私の5つの公約の中のひとつがふじみ野市に「中小企業振興条例」を成立させる事でした。
本日、ふじみ野市議会本会議にて行われた一般質問において、ふじみ野市中小企業振興条例制定を目指して下記3つを柱として発言を行いました。
「ふじみ野市は高い技術力を生かした地域産業が盛況する事によって、結果として市の税収入も増え市民の暮らしが支えられてきた」
「今後は地域の次世代を担う、若手産業人の育成などを初めとして、経営や技術を継承していかなければ地域経済の発展は続かない」
「中小企業振興条例を制定すれば、職員の意識改革にも繋がり、役所の外へ出て現場で考え行動できる職員が輩出されたり、住民の理解と協力を得て地域ぐるみで中小企業を重視し支援する事もできる」
これに対し市からは、中小企業振興条例を制定することにより、地域の中小企業に最も身近な行政である市町村などの自治体が、その地域の実情に適した産業振興、中小企業施策を実施する根拠となることは理解している事。
そして、理念条例として、そのような振興政策に対する地方自治体の主体的な姿勢、責任が明確になるとともに、中小企業の持続的な発展を図りつつ、地域経済で焦点となっている問題をクローズアップさせて、機敏な問題解決の対応に結びつくものである事も認識しいる事。
最後に持続的に事業を発展させるために地域の動向や強みを分析し、中小企業振興政策との整合性を図りながら研究を進めていきたいという前向きな答弁が得られました。
詳細については議事録が閲覧できるようになり次第、企画記事として掲載したいと思っています。今後も中小企業振興条例制定へ向けて頑張っていきます。
令和元年9月17日
ふじみ野市議会議員 かねはま こうけん