ふじみ野市議会での提案と、その後
「質問した」で終わらせず、
その後どう変わったかまで。
ふじみ野市議会議員 かねはま こうけん(金濵高顕)が、これまで議会で取り上げてきた市政課題の中から、実際に制度や運用が変わったもの、具体的に前進した主な取り組みを紹介します。実現したことだけでなく、今も残る課題や次に目指していることまで掲載します。
市の施策は、行政をはじめ多くの関係者による検討と実施によって成り立っています。このページでは「私が議会で何を課題として取り上げ、何を提案・確認し、その後、市の制度や運用がどう変化したのか」を事実に沿って掲載しています。
代表的な取り組み・実績
実現した大きさだけでなく、「提案」と「その後の変化」のつながりが明確なものを中心に掲載しています。
ペットを連れて避難できる環境から、ペットと一緒に過ごせる避難環境へ
初当選した2019年から、ペット防災を繰り返し一般質問で取り上げてきました。制度上の受入れだけでなく、実際に飼い主が迷わず避難できる運用や周知を求め続け、現在はステラ・イーストを含むすべての避難施設でペットを連れて避難することが可能になっています。一方、避難者とペットが同じ場所で過ごせる「同伴避難」の環境は別の課題です。次の段階として、ペットと一緒に過ごすことができる避難環境の実現を引き続き求めています。
ペットを飼う市民が、災害時に「ペットを連れて避難してよいのか」が分かりにくく、実際の受入れ方法にも施設ごとの差がありました。
同行避難の受入れ体制、避難所でのペットの扱い、獣医師会等との連携、ハザードマップへの掲載などを継続して取り上げました。
受入れ体制や周知が進み、現在はすべての避難施設でペットを連れて避難できる体制となっています。
人とペットの居場所は原則別です。「連れて避難できる」の次として、ペットと一緒に過ごせる避難環境を目指します。
不妊治療費助成の回数制限を見直し
治療の実態に対して「1年度1回」では十分ではないとして助成制度の拡充を求め、その後、1年度当たりの回数制限が撤廃されました。
治療は1年に複数回必要となる場合がある一方、当時の市制度は1年度1回の助成でした。
実際の治療に沿った制度となるよう、助成回数の拡充を一般質問で求めました。
翌年度から1年度当たりの回数制限が撤廃され、複数回の助成を受けられる制度へ拡充されました。
市役所に「思いやり駐車場」を整備
妊産婦、高齢者、けがをした方なども利用しやすい駐車環境として、市の公共施設への「思いやり駐車スペース」導入を求めました。
車いす使用者向け区画とは別に、妊産婦など歩行に配慮が必要な方が利用しやすい区画が必要でした。
市役所本庁舎、大井総合支所、保健センターなどへの導入と、分かりやすい表示を求めました。
市役所第1・第2駐車場に、計4台分の思いやり駐車場が整備されました。
公園をシェアサイクルでつなぐ
シェアサイクルを単なる駅周辺の移動手段だけでなく、公園同士をつなぐ移動手段として活用する考えを継続して提案しました。
市内の公園や公共施設を、自動車以外でも移動しやすくつなぐ交通手段が必要でした。
一般質問で、公園へのシェアサイクルステーションの積極的な設置を継続して求めました。
公園・緑地への設置が広がり、2025年の市答弁時点で26か所にステーションが整備されました。
遊水公園の水質・菌検査を実施
子どもたちが日常的に水に触れて遊ぶ公園だからこそ、安全性を客観的に確認できるよう水質・菌検査の実施を求めました。
子どもが水に触れる遊水公園について、定期的な水質・菌検査が行われていない状況を確認しました。
安全確認のため、市が自主的に定期検査を行うことを一般質問で求めました。
質問通告後、市が水質検査を実施。結果を踏まえ、検査内容や安全確認のあり方についてさらに議会で確認しました。
公約に掲げた中小企業振興条例が実現
初めての市議会議員選挙で「中小企業振興条例をつくる」ことを公約に掲げ、当選後も条例制定の必要性を議会で訴えました。
地域経済を支える中小企業・小規模企業の振興について、市として基本理念を明確にする必要があると考えました。
選挙公約として掲げ、当選後の一般質問でも条例制定の必要性を取り上げました。
その後、市議会で条例案の検討が進み、「ふじみ野市中小企業及び小規模企業振興基本条例」が成立し、2022年4月に施行されました。
身近な課題から実現した取り組み
大きな制度だけでなく、市民生活の中で見つけた具体的な課題にも、実現可能な方法を提案してきました。
横断歩道に「止まってくれてありがとう」
横断歩道で歩行者のために停止したドライバーへ感謝を伝えることが、自発的な停止につながると考え、市内への啓発看板の積極的な設置を一般質問で求めました。その後、市内で「止まってくれてありがとう」の看板設置が進みました。
チャドクガ対策を市ホームページに掲載
身近な公園や庭木でも被害が起こるチャドクガについて、生態、駆除方法、刺された場合の対処方法、受診先の情報を市ホームページで分かりやすく案内するよう求めました。質問通告後、本会議までの間に市が情報ページを作成・掲載しました。
実現して終わりではなく、その後も確認を続けます。
市政の課題は、一度の質問や一つの制度変更ですべて解決するものではありません。実現した施策が実際に役立っているかを確認し、まだ残る課題については次の提案につなげていきます。個別の一般質問や議会での発言、これから取り組む政策についても公開しています。